Phillips Academy Andover

interview 10

どのようなことを期待して渡航しましたか?

世界クラスの優秀なクラスメイト、設備、先生を期待して渡航しました。今まで日本の学校ではすることのできなかった自分の受けたい授業を受けるというのも僕がアンドーバーに行きたかった理由の一つです。また僕が慶応に行くことに決めた時の理由と同様、歴史のある格式高い学校が生徒に与える数々のチャンスも期待していました。アンドーバーのような学校は各々の生徒の得意な分野でその生徒が輝ける場を設けるのに優れているという評判を前に聞いたことがあったのでそのような機会も自分に与えられると期待していました。

留学を振り返って

非常に有意義な時間を過ごせたと思います。世界クラスの優秀な生徒達と同じ屋根の下で暮らし切磋琢磨した一年は僕の人生の中でも最も成長した年と言っても過言ではないです。アンドーバーにいる生徒たちは全員壮大なビジョンを持っており、自分と同じ年の人がそこまで考えているのを見ると自分も自然と刺激されました。一年を振り返って留学先の良かった点は僕がアンドーバーで作ることのできた友達と人脈でした。アンドーバーで出会った人たちは全員が教養のある素晴らしい人たちで将来社会のリーダーになる人が多いと思うのでこの関係を継続できれば僕のためにもなると思います。悪かった点は秋学期の間に学校生活に慣れるのに非常に時間がかかったため、勉強と課外活動の両立に少してこずった点でした。

課外活動について

Varsity Basketball, Pen Pals というボランティアグループ、ドキュメンタリークラブに参加をしていました。バスケットボールチームではシックスマンとして試合に出していただき、今までで一番レベルの高いバスケットボールをすることができました。また感謝祭の休みの間にはバスケットボールチームの仲間と一緒にインドに行かせていただき、そこではバスケットボールと教育を通して現地の恵まれない子供達と触れ合う機会をいただきました。ボランティア活動の主な内容は貧困層が多い隣町のLawrence の子供達と毎週手紙を交換し、また月一回その子供達と会って関係を築くという内容でした。

学校の施設について

学校の設備は全て大学レベルの豪華な設備でした。数学、英語、歴史などの科目ごとに大きな建物があり、非常に長い歴史のある綺麗な建物が多くありました。毎週水曜日に行われる学校のAll School Meeting はChapelという大きな教会で開かれるのですが、そのような建物はSFC にはありませんでした。その他にもChapel は哲学の授業の教室を地下に置いており、またキリスト教信者の生徒達が集うための場としても使われていました。スポーツの施設は僕が見てきた中で一番豪華なものでした。立派なジムから始まり、バスケットボールコート2面、テニスコート10面、スカッシュコート15面、野球とソフトボールの球場が1面ずつ、アメリカンフットボール球場など、すべてのスポーツのために立派な設備があり、またVarsity レベルとJunior Varsityレベル用にレベル毎に設備が用意されているスポーツも多くありました。

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短期・長期休暇について

3連休などの短期休暇はキャンパスにとどまるか、キャンパスに残れない場合はホストファミリーの家に泊まりに行くことが多かったです。長期休暇の間は日本に帰るかシアトルにある僕の母の家に行くかのどちらかでした。感謝祭の間の2週間ほどの長期休暇は、先ほども述べたようにバスケットボールのチームでインドのチェナイに行きました。

授業について

授業の進め方は科目によって異なりましたが、非常に早く生徒が宿題や下調べをしてくる前提で授業が進行されていたので、内容も濃く、レベルの高い授業が多かったです。宿題の多くは予習の様な内容のものが多く、その内容をいかに授業で活用し、高いレベルの授業を作っていけるかが生徒の責任だったので、毎日緊張感をもって授業に参加することができました。SFC とは違い講義スタイルの授業は少なく、生徒達をメインにお互いから学び合うディスカッション形式の授業がほとんどでした。いかに自主的に発言し、授業外で習った知識を活かせるかを問われたため授業外での学習の有効活用の仕方を徹底的に学びました。

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今後の留学生へのアドバイス

僕からのアドバイスはアンドーバーで出会った人との繋がりを大切にする事です。アンドーバーというアメリカでトップの学校に集う生徒達は世界レベルの生徒がほとんどで、そこで培った人間関係は将来の為にも非常に役に立つものです。将来社会のリーダーになる人達から学ぶ事はもしかしたら授業で学ぶ内容よりも重要かもしれません。その為、アンドーバーのキャンパスに着いた瞬間から一秒も無駄にせず自ずから他人に話しかけていく事がアンドーバーでの人脈を広げていくポイントとなります。学校としても課外活動に非常に大きな重点を置いている学校なので、スポーツチームや国連クラブ、学校のイベントなど出会いの場面は数多くあります。僕はバスケットボールのチームで本格的にバスケットに取り組む事ができましたが、チームを通して出来た友達がその経験から得た一番重要な要素でした。それに加えて僕はバスケのチームを通してインドに2週間行くことが出来たので、色んなクラブやイベントに参加することでその様な思いがけないチャンスも巡ってくるかもしれません。

またアンドーバーでの一年を充実した一年にする為には主体性を持つことが大切です。勉強の面でも課外活動の面でも人間関係の面でも受け身になってしまってはせっかくの機会を無駄にしてしまいます。僕がバスケットボールチームのVarsity(一番高いレベル)でプレー出来たのもインドに行けたのも、主体性を持って明確に意思表示をしたからです。勉強の面に置いては苦戦した場面もありましたが、自分から先生やアドバイザーに相談をしに行くことで助けてもらうことが出来ました。アンドーバーでは学業の面でもその他の面でも生徒をサポートするシステムは非常にしっかりしています。しかしそのシステムをいかに有効活用するのかは生徒次第で、アンドーバーでも一番成功している人達は困った時に素直に助けを求められる人達だと学長もおっしゃっていました。

最後に言いたいのは自分の個性を恥ずかしがらず全面に出すことです。多くの素晴らしい生徒に囲まれてプレッシャーを感じることがあるかもしれませんが、自分がいかにユニークで優秀なのかを常に忘れずに日々過ごしてください。アンドーバーにいる数少ない日本人の一人として今までにはなかった視点や考え方を貢献できると思うので、自己主張を恥ずかしがらずにする事をお勧めします。